研究室のマシンのUbuntuを14.04→16.04にアップデートしようとしてまたつらかった話

何回つらくなるんだよって話ですね.

TL;DR

  • ubuntuのアップデートは基本こうやるんやで
  • /etc/apt/apt.conf とかにプロキシ設定が書いてあると詰むから消すんやで
  • 古いリリースだったら /etc/apt/sources.list 編集せなアカンで
  • http://us.old-release.ubuntu.com は死んでるから us. 取らなアカンで
  • あけましておめでとうございます

Ubuntuをアップデートする手順

普通この手順でアップデートできるはずなんですよ.

  1. ping google.com とかでglobal reachabilityと名前解決ができることを確認
  2. sudo apt-get update
  3. sudo apt-get upgrade
  4. sudo apt-get autoremove
  5. sudo vim /etc/update-manager/release-upgradesPrompt=lts と設定1
  6. sudo do-release-upgrade -c で更新するバージョンを確認
  7. sudo do-release-upgrade

最初にpingで疎通性を確認するのは,設定がガバガバだと疎通してなかったりすることがあるため. 普通これで行けるじゃん?

apt-get update もできねえでやんの

なんでやねん.しかも 192.168.91.4 にアクセスして止まってて,ほんまなんやねんと. まあどうせプロキシとか噛ましてたんでしょう. 使わなくなったら消してけよって先輩方をひとしきり呪いましたよ.ええ.

んでね,調べたんですよ.そしたら /etc/apt/apt.conf にこんな感じの邪悪な記述があったんですよ.

Acquire::ftp::proxy "ftp://192.168.91.4:3128/";
Acquire::http::proxy "http://192.168.91.4:3128/";
Acquire::https::proxy "https://192.168.91.4:3128/";

へええ.プロキシってこうやって指定できるんだ.学び.

じゃねえんだよクソが.テメエなんてこうして,こうだ!

#Acquire::ftp::proxy "ftp://192.168.91.4:3128/";
#Acquire::http::proxy "http://192.168.91.4:3128/";
#Acquire::https::proxy "https://192.168.91.4:3128/";

はい.コメントアウトしただけ.

これで行けると思うじゃん?

ダメでした.これにひっかかりましたよ.

qiita.com

そりゃそうだ.古いもん.これの通りにファイルを書き換えました. そしたら http://us.old-release.ubuntu.com がいねえでやんの. http://old-release.ubuntu.com に書き換えてやりましたよ.

そしたら動いた.

でもネットワークがクソで60kbpsとかしか出ねえの.今は2018年なのに.つらすぎた.

ということであけおめエントリーでした.

(追記) apt-get upgrade したあとパイセンに投げたんだけど,普通にサポート切れてて詰んでた.クリーンインストールの時間ですね.


  1. いや別にLTSじゃなくてもいいんだけど,LTSじゃないとしばらくするとold-releaseからも消されてつらくなるから注意した方がいい.