ITerm2の設定をGitHubで共有……できんやんけ!って思ってたけどそうでもなかった
macOS用のシェルアプリの1つとして有名なiTerm2ではシェルのカラースキームや透過率などの設定ができて,この設定を追い込むことでCLI作業のモチベーションが30%くらい上がってくる. 今回MacBook Proをクリーンインストールすることにしたので,この設定の共有を複数の端末間でやってみることにした.
やりかたは簡単で,書き込み元のマシンでiTerm2の環境設定を開いて「general」→「Load preferences from a custom folder or URL」で好きなディレクトリを指定するだけ.
例えばdotfilesをgit管理している場合, dotfiles/iterm2
みたいなディレクトリを掘ってそこを指定すればいいし,Google Driveでローカルのディレクトリとクラウドストレージを同期している場合は GoogleDrive/iterm2
みたいなディレクトリを掘ってそこを指定すればいい.
指定後,同じ画面の「Save Current Settings to Folder」をクリックすれば現在の設定が保存される.
設定ファイルは「com.google.iterm2.plist」って名前のファイル(中身はXML)なので,これをそのままgit管理するなりクラウドストレージに上げるなりすればいい.
読み込む先では↑と同じ設定項目で同じ様にディレクトリを指定すればいい. これだけで設定は完了.
ただしここから先に罠がある.
ここで読み込んだ設定はいくらiTerm2を再起動しても読み込まれず, OS自体を再起動しないと読み込まれない . GUIアプリの設定ファイルを読み込む理由は知らないので原因などは分からないんだけど,なんかそうなってるっぽい.
追記.
macOSの設定ではplistファイルを変更した場合, cfprefsd
を叩くと良いらしい.
でも今回は(僕だけかもだけど)効かなかった.
後輩のkn1cht氏に指摘をいただいて思い出せたので書き足しておく. kn1cht氏に感謝したい.
以上.